楽しくお勉強 & ナノレベル??

 

 こんにちは 浜松市 中区 理容室 床屋

 ヘアーサロン ふくざわ オーナー まこと  です。

 

 本日は、定例のナイター講習でした。組合の仲間も遅い時間にも

 関わらず沢山来てくれました。勉強熱心で本当に素晴らしいと思います。

 

 講師は鍛冶町クリコヘアデザインの坂井氏です。

 今回もモデルさん2名を使いカット、カラーのデモストを見せて

 いただきました。

 

 まずは一人目のモデルさんBEFORE 。ロングです....

 

写真 4

 

 ダメージ半端ないです....

 

 新生毛の黒が約10センチ、金髪...、毛先は白に近いレベル..

 

 ハッキリ言って強敵です。

 

 モデルの希望カラーはオレンジブラウン。

 

 では、早速やっていきましょー!!

 

 ですが...普通に根元から毛先まで1色でベタ塗りすると、ほぼ失敗します。

 

写真 2

 

まずは、根元 1.5センチを残し黒部分をリフトアップ。

 

放置後、根元部分に塗布。と同時に金髪部分には、ブラウンを多めに補った

 

薬剤で、根元から毛先まで綺麗な1色になるようにコントロールします。

 

 

そして、ここで新兵器の登場です!! その名も ” Beauka  AQUAIR  ”

 

写真 1

 

コチラの機械は、ナノレベル粒子の蒸気(モルビドスチーム)、

マイナスイオンを発生させ、薬剤・トリートメント剤の浸透促進

・潜熱効果・保水効果など、毛髪へのダメージの抑制や身体の

リラックス効果等などの非常に優れた機能をもつ兵器です。

 

写真 4

 

モルビドスチームを構成している水分子は、約0.3ナノメートルの極めて

小さいバラバラの分子です。

 

morbido_img02

 

これは湯気の分子と比較すると、約10万分の1という非常に小さな粒子です

髪の表面にはキューティクルという組織があります。

キューティクルは魚のウロコのような形をしたものが密に重なり合って

できています(健康毛ほど密でキレイに整っている)

 

morbido_img05

 

パーマをかけたり、カラーリング(アルカリ)するには重なり合っている

キューティクルの隙間を開かせて髪の内部に薬剤を浸透させなければなり

ません。この作業を膨潤(ぼうじゅん)といいます

従来のパーマ・カラーでは薬剤の力で膨潤させていましたが、

モルビドスチームは瞬時に毛髪内部に入りこみ水膨潤を引き起こし

髪に負担をかけずにキューティクルを開かせられるようになったのです

超微粒子のモルビドスチームは、痛んでいる毛髪でも隅々まで入り込み、

水分を行き渡らせます。これが結合水となり毛髪内部にとどまります。

薬剤を浸透させる前にしっかり水分を補給しておくことで痛んだ部分を

守り、かつ痛んでない部分には余分なダメージを与える事なく

美しく保つことが出来ます。

 

 いかがですか?  パーマやカラーを楽しみたい、でも痛ませたくない、

このワガママの実現には不可欠な兵器ですよね。

 

写真 1

 

 もちろん今回もモデルの髪にもシューシューかけさせてもらいました。

 

 

 

二人目のモデルは、なかなかのロング....

 

写真 1

 

 今回は10センチほどカットしてのカラーです。

 

希望のカラーは明るめのアッシュベージュ!!

 

このくらいのロングの方ですと髪型というより、

 

髪をいかに綺麗に保つかが大事になってくると思います。

 

まずは、丁寧にシェープしてバランスを見ながらカットしていきます。

 

写真 3

 

髪が痛んで見えるのを防ぐ為に量感調節は最小限で済ませます。

 

これでカットは終了です。あまり変わっていない様に見えますが、

 

ロングの方には、やり過ぎるとかえって失敗します....。

 

ここでもモルビドスチームをシューシューしてからの塗布。

 

写真 5

 

  髪が水分を含んでいるのでカラー剤の伸びが良くてどんどん進んで行きます。

 

 

 写真 1

 

 

  両名とも、とても綺麗な仕上がりになったと思います。

 

写真

 BEFORE からの AFTER  の違いが凄いですよね 笑 

 

 今回は、新生毛、既染毛への薬剤選定や塗布方法などを

 

 しっかり教えてもらいました。

 

 皆さん遅くまで本当にお疲れ様でした。

 


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